• 江南ラミネート株式会社って?

  パルプ・紙・紙加工品の製造品出荷額日本一を誇る四国中央市で、「紙」にフィルム・紙・クロスなど複数の素材を貼り合わせるラミネート加工によって、防湿・防水効果や強度を高めた紙製品を製造。さまざまな企業と協力し、クライアントの要望に応えて、小ロットからでも多種多様な加工品を生み出します。それらは包装資材や食品パッケージのほか、衛生用品などに使用され、日々の暮らしを支えています。

  

• 「地元に貢献したい」紙産業の仕事を探して転職

  生まれも育ちも就職も、ずっと四国中央市です。前職は紙とは関係ない仕事でしたが、「地場産業である紙関連の仕事に就いて、地域に貢献したい」という思いが強くなり、転職を決意。タイミング良く、江南ラミネートの求人を見つけて応募しました。入社して16年、主に、紙とポリエチレンを貼り合わせた強靭な包装資材の加工を担当しています。職場は、アットホームな雰囲気で居心地のいい環境です。

  

• 多種多様なラミネート、
  日々「やりきった」という充足感

  ラミネートと一口に言っても、紙に貼り合わせる物はさまざまです。網目状に加工したポリエチレンのクロスだったり、紙に紙を貼り合わせることもあります。さらに、ベースの紙は、商品ごとに厚み、密度、サイズなどが異なるため、機械を何度もセッティングし直します。知識と経験を積み重ね、技術を上げていく仕事です。溶解したポリエチレンは330℃と高温ですから、安全面にも十分注意します。また、手作業も多いので、ミスなく、トラブルがあってもすぐに対応して１日を終えると「やりきった」という充足感がありますね。

  

• 失敗を教訓に「確認して作業」を徹底

  随分前になりますが、加工を間違えるという大きな失敗をしました。見た目のサイズもほぼ同じ紙だったので、同じ加工だと思い込んでしまって。仕事に慣れた頃の油断、そして先入観がミスにつながると、思い知りました。「失敗から学ぶように」という社長の指導は、今でも忘れられません。この失敗を教訓に、以降は「確認して作業を進める」を徹底するようになりました。

  

• 全社で新人を歓迎する江南ラミネートスタイル

  そんな私も、現在は教える立場。新人指導では、いかに仕事を理解してもらうか、なじんでもらうかに心を砕き、早い段階でできることを見つけて、任せるようにしています。コロナによって、歓迎会やBBQなどは減りましたが、社長が代わりに楽しめる企画を用意してくれます。休憩室の写真は、県外出身の新入社員に地元の良さを知ってほしいと開催した「近隣グルメ」コンテスト。皆が応募し、盛り上がりました。

  

※感染対策に留意した上で、一部マスクを外して撮影しています。