• 四国建販株式会社って?

  米キャタピラー社の正規代理店として、1966(昭和41)年創業。ショベルカーやトラックなど暮らしや安全を守るさまざまな場面になくてはならない大型の建設機械を中心に、高品質・高性能な製品の販売、中古品やアタッチメント(付属部品)の販売やレンタル・買い取り、そしてメンテナンスなどのアフターフォローまでトータルでサポートをしています。

  

• 作ったり直すことが好きで整備士の道へ

  松山支店サービス課で、建設機械の点検や修理、トラブルシュートなどを担当しています。入社当初は高校を卒業したばかりでとまどいもありましたが、1カ月目は本社研修、その後に日本キャタピラー社の研修を受け、各地でこれから同じ仕事をする人たちと出会えました。とはいえ社会人経験すらない身にはわからないことだらけ。初任地の徳島支店で2年、3年と経験を積み、建設機械整備技能士の資格をとって、ようやく1人で点検・整備ができるようになりました。

  

• 見て、考えて、流れをつかむ

  新人のころ、言われたことプラス、他にできることはないかと考えていました。たとえば先輩に何かを取ってきてと頼まれたら、「これも使いませんか」と別の道具も届けてみる。点検も修理も作業には「流れ」があり、この流れは言葉で説明を受けても理解できないことがあります。先輩の仕事を見て、先輩が次に使う道具や行う作業を考えることで、流れを体得できたのかもしれません。

  

• 原因を突き止めることから始まるトラブルシュート

  仕事は、現地に出向いて油圧ショベルやホイールローダなどの点検や修理を1人で行うことが多いです。割れなど目に見える故障のほか、今はコンピューター関係や配線、センサーの故障が多く、モニターに表示されたエラーの原因を探します。調べても原因がわからないときは、先輩に聞いたり助けてもらうことも。原因を突き止めてどんな修理をするか考え、うまく直った時は達成感があります。

  

• まずは自分で調べて考えることから

  コンピューター関係のトラブルは多岐にわたり、調べたり考えることが不可欠です。こういうエラーにはこう対応するという予備知識があると、直面した時に速やかに作業できるし、現場で調べる時間や手間も省けます。自分の場合は方法を教わって簡単に解決できると頭に残らない気がするのと、まだまだ実務経験が少ないこともあり、点検やトラブルシュートの知識を日ごろから調べて頭に入れることに努めています。

  

※感染対策に留意した上で、一部マスクを外して撮影しています。