• 株式会社大阪ソーダ 松山工場って?

  1952年工場操業以来生産している基礎化学薬品に始まり、特殊合成ゴムや樹脂などグローバルニッチの機能化学品、さらにヘルスケア分野向けなどさまざまな化学薬品を提供しています。ヘルスケア事業の中核を担うサンヨーファイン株式会社(100%子会社)では薬の原料製造に特化しており、松山工場内に大型設備を備えています。

  

• 決め手は
  福利厚生の充実

  松山工業高校の電子科で機械やロボット開発などの勉強をしていました。高校3年になりいざ求人票を見た時、それまで学んでいたことが活かせる機械系の工場よりも、大阪ソーダは年間の休日数などの待遇がよく福利厚生が充実していることを知って、就職を希望しました。県内で就職したいと思っていたので、全国規模の会社でありながらも特定の事業所でエキスパートを目指せる「Eコース」があったのも魅力的でした。

  

• 知識は少しずつ
  蓄えれば大丈夫！

  高校では電子科だったので、全く化学に対しての知識はありませんでした。薬の中間体など医薬品の製造をするサンヨーファインへの出向が決まった時は不安でしたが、丁寧に仕事の仕方を教えていただいたので、なんとか働けるようになった感じです。医薬品などの専門用語は難しいのですが、製造する品目が切り替わるたびに勉強会があるので、そこで少しずつ言葉を覚えていきました。分からない言葉が出てきたら、メモしておいて後から自分で調べたりもしています。

  

• 自分の弱点を
  自覚すること

  工場で製造している薬の中間体は、直接人の体に入るものです。そのため、当然ですがどんなに小さなものでも異物が混入しないように気をつけなくてはなりません。製品をペーパードラムなどに梱包する時も細心の注意を払って作業をしています。
  また、私は割と見落とすことが多いと自覚しているので、確認は何回もするようにしています。自分のウィークポイントを自覚しておくと、そこでミスをしないように気をつけられます。

  

• 製造したものが形として見える、
  人の健康に関わるやりがいのある仕事

  自分たちが製造した中間体が薬になって薬局や病院で扱われているのを見ると、すごくやりがいを感じます。普通に生活していたら医薬品に関わる機会はほとんどありません。私も今までは、病院で処方された薬をパッと飲むだけで何も考えることはありませんでした。しかし、サンヨーファインで働くようになって、この薬はどんな基準でどんな風に管理されているかなど考えるのが楽しいと思えるようになりました。薬の製造過程の知識が自分の中で育まれるようになって、薬を見る目が変わりました。今は、「危険物甲種」の資格を取得することが目標です。できる仕事の幅を広げてもっと仕事への知識を増やしたいです。

  

※感染対策に留意した上で、一部マスクを外して撮影しています。